幹事が知っておきたいダメな忘年会と良い忘年会

忘年会シーズンなので、幹事が知っておきたいダメな忘年会と良い忘年会の違いについて。

 

【ダメな忘年会】

 

●すべてがノープラン

よくありがちなのはとりあえず集めてダラダラと社員に愚痴を喋らせて解散というクソノープラン忘年会だ。時間とお金の無駄なので割と行きたくもない。

 

●会場にこだわらない

会場にこだわらない忘年会は大抵ダメな忘年会だ。大体が忘年会の場所を後出ししてくることが特徴だ。社長とかに言われて幹事がとりあえず人数分を確保したということが丸わかりで、幹事もわざわざ忙しい師走に社員を集めた理由を大体わかっていないから、まともな段取りもない。つまり、社長だかの指示出しと教育がダメなのでそんな会社は早く辞める事をお勧めする。

場所については集まった人が馴染みのメンツで固まらないような場所を選ぶと良いが、美女と野獣のように長い机で中華料理みたいなのだと順番にコースが出て来て移動しにくい上に、顔見知りで固まりやすいのだが、今年もそんなダメダメな忘年会にお呼ばれしている。

 

●とにかく安いところ

1年の締めくくりにとにかく安い居酒屋なんて社員が退職する原因もいいとこで、大体安いところは料理が不味いし、席も狭いのでテンションがさがる。会話も料理が不味いとか、この幹事はダメだ、二次会はどこに行くかという話しかしなくなる。忘年会の良し悪しで幹事の昇進が決まると言っても仕事の出来と比例するので過言ではない。

 

【良い忘年会】

 

●はじめの挨拶が完璧

まずは、リーダーがキチンと初めから居て、はじめの挨拶が完璧な忘年会と言うのがこの世には存在することを知っていただきたい。偉そうにクソハゲが遅刻して来るなんてのは論外だ。そんな会社は早く辞める事をお勧めする。

はじめの挨拶は紙を見ながらだったりしても準備して来たことがわかるので全く問題なく、紙で失礼しますなんて言ったりする。

うやうやしく、今年の成果について話し、誰々が新しくメンバーとして参加して彼には〇〇を期待しているからみんなも協力してほしい、益々盛り上がりをみせてきて、既存のメンバーの頑張りでこれだけのお金の成果が上げられて、来年からの新規顧客へのビジョンを詳しく説明するのだ。新しいメンバーの名前は顔を見てキチンと言うし、将来のビジョンは現実的、かつ、ワクワクするやる気に満ちた内容なのだ。

 

●2番目の挨拶も完璧

次にサブリーダーが挨拶をするのだが、リーダーの話とは全く被らないのは当然であろう。つまり、イベントに対する準備が万端なのだ。こうゆう会社は段取りが良いのでイベントへ出展しても成功する。リーダーはお金や顧客の話をし、サブリーダーは各人の役割とシナジーの話などをすると良いのだろう。こちらも将来のビジョンは現実的、かつ、ワクワクする内容であり、ゲストがいるのであれば何故この人を呼んだのか、今は何をやっているのかを紹介すると良いだろう。

 

簡単ではあったが、参考になっただろうか?

私はダメな忘年会をやっていることに気づいてない幹事を救いたいのだ。

決してダメな忘年会に誘われたからではないのだ。

 

おわり。